個人的某科目の勉強の仕方

もはや私自身、某国家試験勢から離れてしまった身ですが、後々後輩等に勉強の仕方を教える機会もあるかもしれないので、備忘録的に私個人的な勉強の仕方を記します。(あくまで個人的なものですし、所詮はただの学生なのでご了承ください)

 

第一段階:芦部憲法*1or新四人組*2百選をさっと通読

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第二段階:合格思考憲法*3

 ↑ ↓  新えんしゅう本*4

第三段階:憲法ガール*5、演習ノート21*6等応用的演習書

   新司法試験・旧司法試験・予備試験等の過去問

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第四段階:宍戸先生の本*7憲法の地図*8、毎年の重要判例集など

 

憲法学に限らず、よく言われることですが、試験の類はインプットだけでなくアウトプットが要求されます。

第一段階で軽く憲法の外観を掴みます。これはなるべく飽きない程度にスピーディーにこなすことが望ましいと思われます。

第二段階で実際にどう論文を解くのか、どうやって書くのかを身につけましょう。如何に三段階審査や三段階審査以外の問題を解くのか。どういうところを重点的にやるのかメリハリをつけれるようにしましょう。

ある程度どこが重要かわかったら適宜第一段階に戻って確認し直すことも忘れずに。

第三段階では実際に第一段階第二段階で培ったことの応用に試みてみます。所謂主張反論私見型や、基本的な書き方から脱却して論文答案を書いてみましょう。視野が広がるはずです。

第四段階では、元々自分が良いと思っていた学説(ないしは学説と思い込んでいるもの)や判例の考え(と思い込んでいるもの)の限界などを知り、改めるという最終作業を行います。

また判例の射程を外観したり、近年だからこそ起こりうる事件に如何に対処するかを学んだり等の最終確認を行います。

 

以上が私個人的な勉強の仕方です。

前述した通り私はただの学部生ですし、既に国家試験から離れた者ですので、私の勉強方法よりより良い具体的な勉強方法を伝えている方々は多くいらっしゃると思います。

それでも誰かのお役に立てれば幸いです。

 

※敬称略すみません。

*1:芦部信喜(高橋和之補訂)『憲法[第六版]』岩波書店

*2:工藤・宍戸・松本・渡辺『憲法Ⅰ 基本権』日本評論社

*3:玄唯真『読み解く合格思考 憲法辰巳法律研究所

*4:『新司法試験論文えんしゅう本<1>公法系憲法辰巳法律研究所)

*5:大島義則『憲法ガール』京都の法律文化社

*6:宍戸寿常編著『憲法演習ノート21』弘文堂

*7:宍戸寿常『憲法解釈論の応用と展開[第二版]』日本評論社

*8:大島義則『憲法の地図-条文と判例から学ぶ-』京都の法律文化社